マルナカの強みは、金属プレス加工の要となる金型の設計・製作から手掛けていること。金型専門のセクションを持ち、プレス部品の品質を左右する金型づくりの技術を磨き上げています。また、お客様の高満足度を追求し、プレス加工に関する改善提案を行ったり、CAD／CAMを駆使して製品設計や試作品の製作を手掛けるなど、企画・研究・開発の分野の強化に努めています。

金属プレス加工をコア技術とするマルナカでは、600トン順送プレスなど、高品質・高精度のプレス部品を量産する充実の生産設備を整えています。社内の金型部門と連携を図ることにより、短納期と高いコストパフォーマンスを実現し、スペックの変更などにも速やかに対応することができます。

プレス加工の後加工として、さまざまな溶接を行う充実した設備を整えています。溶接する箇所にプロジェクション（突起部）を設けて電流を集中させ、溶接をするプロジェクション溶接。溶接する箇所を電極ではさんで溶接するスポット溶接。そして、アークの高熱によって溶融接合をするミグ溶接。溶接する部品の形状や材質に合わせ、溶接方法を柔軟に選択することができます。

自動車部品をはじめ、過酷な環境で使用される部品などの塗装方法として、カチオン電着塗装に対する要求は高まっています。マルナカでは、カチオン電着塗装の汎用ラインを整備し、さまざまな部品の塗装に対応しています。複雑な形状でもすき間なく、均一で密着性の良い塗膜がつくれ、防錆・耐腐食に優れるなど、カチオン電着塗装ならでの性能の高さを独自に追求しています。

カチオン電着塗料とは？

一貫生産の最終的な工程となるフィニッシング（仕上げ）では、プレス加工などを施した金属プレス部品の二次加工として、適宜、板金の縁を処理するカシメ加工、表面処理としての研磨加工などを施します。一貫生産の全てのプロセスがプロフェッショナル。マルナカのこだわりです。